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南アフリカ産ワイン 「太陽の味」にファン熱視線 手ごろで高品質 (1/2ページ)
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南アフリカ産ワインの人気がじわじわ広がっている。高い品質にもかかわらず値段は手ごろで、ワイン愛好家が注目。2年後にはサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が開催されることもあり、今後話題を集めそうだ。(田辺裕晶)
≪歴史背景に共感≫
東京都港区のレストラン「ヌースフィア カフェダイニング」。南ア産の濃厚な赤ワインを口に運ぶと、豊かな果実味とパンチのある香り、そしてどこか懐かしさのある余韻が広がった。「太陽の味がするでしょう?」。オーナーの布施真人さんがにやりと笑う。
布施さんらスタッフが南アを旅行した際、農薬をほとんど使わないブドウ栽培や、テロワール(土地独特の風味)の強さなどが気に入って、一昨年から南ア産ワインを販売している。「もう一度あのワインが飲みたい」とリクエストする客も多く、現在メニューにならぶワインの9割以上が南ア産だ。
南アフリカは地中海性気候で昼夜の寒暖の差が激しく、ワイン作りに適している。平成16年から南ア産ワインを扱っている東京都世田谷区の酒販店「港屋」の鴨沢祐子さんによると「パワフルな印象がある南半球のワインだが、南ア産は自然体で、酸味、渋み、甘みのバランスが取れているところが魅力」という。
同店では、この4年間で販売量が約10倍に増加。店頭で60種類、ネットでは80種類をそろえている。鴨沢さんは「南ア産が国内に入ってきた約10年前、お客さんに『本当に飲めるの?』と言われました。でもおいしくて、1本2000円前後と気軽に飲める値段。そしてアパルトヘイトを乗り越えてきた各銘柄のストーリーが飲み手の共感を呼んで、ファンを広げています」と話す。
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