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2千円札使って“お特区”に 札幌の商店街

2008.2.16 16:43
「2千円札お特区」を展開、店内で2千円札を掲げる中村峰夫さん=札幌市白石区「2千円札お特区」を展開、店内で2千円札を掲げる中村峰夫さん=札幌市白石区

 お目にかかることが少ない2000円札を普及させて地域振興を図ろうと、札幌市白石区の南郷商店街が新サービスを展開している。名付けて「二千円札お特区」。2000円札で買い物をした客に特典がある。平成12年の沖縄サミットを記念して発行された紙幣にちなみ、7月の北海道・洞爺湖サミットまで続ける。

 サービスは昨年9月から始め、商店街の約50店のうち約20店が参加。中華料理店は料理3品にビールが付いて2000円、薬局は栄養ドリンク10本(約3000円)が2000円、住宅リフォーム店は簡易耐震診断が2000円…と通常料金より安く提供している。最近では、近隣の商店街から飛び入り参加する店も増えているという。

 提唱したのは商店街振興組合理事で薬局経営者の中村峰夫さん(47)。2000円札でお釣りをもらった時に「商店街を活性化できないか」とアイデアがひらめいた。「洞爺湖サミットはお札を宣伝するいい機会だし、お金をかけずに地域おこしができる。全国に広がってほしい」と意気込む。実際に売り上げが伸びた店もあるという。

 日銀札幌支店によると、2000円札の流通量は全国で16年ごろの約5億枚をピークに現在は約1億5000万枚まで減少。自動販売機などで使えない機種も多い。新規発行もストップしており、多くが金融機関の金庫に眠っているという。

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「2千円札お特区」を展開、店内で2千円札を掲げる中村峰夫さん=札幌市白石区
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