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【こうして生まれた ヒット商品の舞台裏】タカラトミー「ヘリQ」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:航空・マイレージ
■携帯軽量化で開発可能に
ぜんまい式のミニカー「チョロQ」の“ヘリ版”として、昨年11月末に販売を開始した「ヘリQ」は、全長120ミリ、重さ11グラム、赤外線コントロールで飛ばす室内用の超ミニヘリコプターだ。
販売開始がクリスマス商戦の時期と重なったこともあり、並べると同時に売り切れる店が続出。在庫が足りず、本来は生産する中国から船で2週間かけて運ぶものを、商品ができると同時に飛行機で日本へ運び、急場をしのいだ。航空便を使えばそれだけ利益が薄くなるが、タカラトミー(東京都葛飾区)マーケティング統括本部・戦略開発室の久下素正さんは「ある程度は予想していたものの、これほど売れるとは思わなかった。船便はまとまった数がそろわないと出せないが、とても待てる状況ではなかった」と打ち明ける。発売から2カ月弱で10万個を売り上げ、今も品薄状態が続いている。
同社では、約10年前からヘリコプターのような「飛びもの」のおもちゃを作りたいと考えていたが、コストや技術面から実現が難しかったという。この状況を変えたのが、実は携帯電話の普及。ヘリQには携帯電話のバイブレータ用小型モーターや電池が使われているが、携帯の軽量・薄型化の技術がこの数年で一気に進んだことで、ヘリQの開発が可能になったともいえる。
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