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【食にメス】冷凍食品の弱点 弱まらぬ毒物の威力 (1/2ページ)

2008.2.14 08:07
このニュースのトピックス中国製ギョーザ中毒問題
回収された中国製冷凍ギョーザ回収された中国製冷凍ギョーザ

 中国製冷凍ギョーザ食中毒事件は、人為的であれ事故であれ非常に謎が多い。

 とくしま生協で販売された、昨年3月22日、28日、29日、4月21日、5月17日、11月1日製造分のギョーザの外袋からもジクロルボスが検出された。11月1日製造分が最後とすると、7カ月あまりにわたって農薬が混入されていたことになる。

 人為的だとすると、徐々にエスカレートしていったのか、失敗したと思って、より確実な方法を探していったのか、いずれにしても発覚を恐れない大胆な犯行である。

 メタミドホス事件とジクロルボス事件が、同じ事件(あるいは事故)と決まったわけではないが、同一人物(組織)による犯行だとすると、計画的な知能犯といえる。

 冷凍食品に毒物を混入すれば、毒物が拡散することもないし、蒸発で毒性が弱められることもない。混入時のままの効力が維持され、解凍して食べるときに、元のままの毒物としての威力を発揮する。しかも冷凍のまま何カ月も保管され、移動されるため、犯行当時の物的証拠が残ることはほとんどない。毒物混入に対する冷凍食品の弱点を知り尽くした犯行かもしれない。

 すぐに効果が出ないことと、同一商品が多数残る可能性が高いということはあるが、一カ所だけのテロと違って、広範囲に不特定多数に危害を与えることができるのが冷凍食品である。

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回収された中国製冷凍ギョーザ

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