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バレンタイン 今年のチョコは味と美、大人を魅了
今月14日はバレンタインデー。百貨店などでは国内外のチョコレートが出回りはじめた。最近は女性が自分のためにとっておきのチョコを購入するケースも増えている。数え切れない数の商品の中から、大人向けのチョコレートを紹介する。(小川真由美)
≪高級感≫
値段だけで大人向けといえそうなのが、フランスのショコラティエ(チョコレート菓子職人)、パトリック・ロジェ氏が作った「カラー」。1箱18粒入りで1万5750円。宇宙から見た地球のような青色とクリーム色の半球状が並ぶさまは、ガラスのような光沢感で美しい。青色のチョコの中にはプラムの一種であるリンボクの実のピューレが入っている。クリーム色はブラジル産ライムをキャラメルコーティングした。
ロジェ氏は、フランス国内のショコラティエの中でも数人しかいないMOF(フランス国家最高職人)の称号を持つトップクラスの職人。「カラー」は高層建築の並ぶ東京をイメージして作ったという。「フランス人は日本人のコメのように普段からチョコを食べる。日本人に“フランスの上質”をチョコを通じて知ってほしい」と話す。
販売する伊勢丹新宿店洋菓子担当の松永朗さんによると、技術の高い職人が手がけていること、そして材料の果物を手作業でピューレ状にするなどの手間をかけているために値段が高くなっているという。同店では1月下旬に売り切れ、今月6日に再入荷の予定。
≪箱にもこだわり≫
一方、東京・恵比寿のコートクールの「プレミアルビーの輝き」(3500円)は、ホワイトチョコをゼリーで包んでいる。ゼリーは2、3ミリと決して厚くないが、食感はもちっとして弾力がある。フランボワーズを煮詰め、イチゴのピューレを加えたもので、隠し味にベルモットとジンを使っているが、アルコールは香り程度でお酒が弱い人でも楽しめる。
チョコの大きさの割にベルベット調の黒い箱が大きく、小物入れとしても重宝しそう。同店広報の楠山愛さんは「1カ月後のホワイトデーのお返しを期待する意味もある」とちゃめっ気たっぷりだ。ちなみに箱が小さい1500円のタイプもあるのでご安心を。
≪吟醸酒入り≫
男女を問わずお酒好きな人に受けそうな手ごろなチョコを展開するのは中村屋(東京都)の「芋焼酎ボンボン」と「大吟醸ボンボン」(6個入り525円、12個入り1050円、大吟醸は6個入りのみ)。
昨年初めて芋焼酎ボンボンの6個入りを発売したところ、約3万個のヒットとなったことから、今年は日本酒を使ったチョコも作るなどお酒を使ったチョコの品ぞろえを充実させたという。同社CSR推進室の吉岡修一部長は「焼酎や日本酒とチョコの組み合わせはこの時期ならではの楽しみ方かも。お父さんや上司など普段チョコを食べない男性に贈ってもらえれば」と話している。



