ニュース: 生活 RSS feed
【生活を遊んでますか?】ホームベーカリー パンの流行にも注目を
いま主婦が、IHクッキングヒーターよりほしい調理家電といえば? これに答えられたら、あなたの流行感覚はなかなかのもの。
答えは「ホームベーカリー」。
「えっ!? おうちでパン屋さんをやるってこと?」と、さらなる迷いの森へ踏み込んでしまった人は、この際、もう少しアンテナを広げ、新しい情報に目を向けたほうがよさそうです。
ホームベーカリーとは、パンの材料さえ入れれば、後は生地の発酵から焼き上げまで自動でやってくれる家電のこと。いまでは、パンばかりではなく、パスタやうどんの生地もつくれる機能を持つ優秀なものもあります。さらに、「ケーキコース」というボタンがついていれば、トッピング次第で、さまざまなパウンドケーキもできてしまうという便利もの。
平成16年くらいから始まったホームベーカリーの流行は、その後もブレークを繰り返し、いま第3次ブームを迎えているとのこと。松下電器の資料によれば、この景気低迷の中でも毎年約20%近くずつ売り上げを伸ばしているそうです。
「Mart」でも17年からほぼ毎月、ホーム・ベーカリーの企画を掲載しています。
手ごね、発酵、成形というそれまでのわずらわしいプロセスから解放されて、パンづくり人口は飛躍的に増えてきました。
面倒な作業に時間を費やす代わりに、「どんな強力粉を使おうか? どんなものをトッピングしようか?」という素材選びに手間をかけているようです。
その情報源となるのは、人気のベーカリー。メゾンカイザー、PAULといった話題の店を食べ歩き、流行をキャッチしては、手作りパンの素材選びに生かすというわけです。
「自分でパンを焼くから、パン屋さんに行く必要はないわ」というのは、遅れた考え。
いまは、話題のパンから流行の素材を感じ取れる人こそ、パンづくり上手の条件。いまどきの素材を生かしてパンをつくってみる。うまくいけば、ママ友とのランチにふるまう。そんなコミュニケーションもホームベーカリーの登場で、気軽にできるようになったのです。
先行くミセスは、パンの流行もきっちり押さえています。ちなみにこの春、注目のトッピング素材は、ナッツではピスタチオ、パウダーなら抹茶です。
(「Mart」編集長 大給近憲)

