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【科学を食する】小林製薬「キトサン明日葉青汁」

2008.1.7 08:07
血中総コレステロール値の変化血中総コレステロール値の変化

 「まずい。でも、体にいい」というイメージがある青汁。健康意識の高まりとともに市場を拡大してきた。

 小林製薬の調査では、青汁を飲んでいる人の約7割が「コレステロール値が気になる」と回答。コレステロールは細胞膜をつくるために必要な物質だが、血液中で増えすぎると心臓病や動脈硬化の原因になる。そこで、血中総コレステロールを下げる効果があり、しかも飲みやすい青汁として開発された特定保健用食品だ。

 コレステロール値を低下させるのは、1袋あたり294mg含まれている「キトサン」。糖類の1種で安全性が高く、人工皮膚など再生医療素材への応用も進んでいる。コレステロールは肝臓から出る胆汁酸と結びついて腸から血液へ吸収されるが、キトサンはこの結合を抑制。このため、コレステロールはそのまま体外へ排出される。

 同社で成人男女18人にこの商品を1日3袋(9グラム)ずつ飲んでもらったところ、血中総コレステロール値は12週間後、試験前の224.5mg/dlから212.3mg/dlに低下した。しかも、血管にたまりやすいLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が排出される一方で、LDLを肝臓に戻して処理するHDLコレステロール(善玉コレステロール)の量は増えることも分かった。

 「青汁を飲み続けてもらうための大きな課題が味。伊豆諸島などに自生する野菜として親しまれてきたアシタバ(明日葉)を使い、大麦若葉やケールより格段に飲みやすくなった」と、同社マーケティング室開発企画担当の奥山保雄さん。「ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素も従来の青汁より豊富。生活習慣病予防に役立ててほしい」と話している。

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 問い合わせは、同社お客様相談室(TEL06・6203・3625)。

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血中総コレステロール値の変化
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