ニュース: 生活 RSS feed
【鉄道ファン必見】池上線に「緑」の電車 “ローカル線”払拭なるか?
閑静な住宅街を走りながら、なぜか“ローカル線”のイメージがつきまとう東急池上線(五反田−蒲田、10・9キロ)。沿線には初詣客でにぎわう日蓮宗大本山「池上本門寺」もある。東急電鉄車両のトレードマークだった赤い帯をやめ、濃淡2色の緑をあしらった斬新なデザインが目を引く新型車両7000系がこのほどデビューした。
7000系は「人と環境に優しい車両」をコンセプトにした田園都市線を走る5000系をベースに開発。軽量化や防音車輪を採用したことで置き換えとなる1000系と比べて消費電力や二酸化炭素排出量、走行音が格段に減った。
全長は運転台のある先頭車が18・1メートル、中間車が18メートルで、幅2・8メートル、高さ4メートル。4人掛け対面型座席の1席分をベビーカーなどが置けるフリースペースとした3人掛けの「セミクロスシート」を中間車両の両端に設置した。
♪古い電車のドア…、で始まるシンガーソングライター、西島三重子のロングヒット「池上線」(昭和51年)の舞台にもなり、すべて各駅停車ののどかな区間が特色の同線。都内にしては比較的自然が多く残り、最高時速120キロの性能を発揮する機会がなかなかないのも事実だ。
同社車両課の望月利明課長補佐は「せめてという思いで、流線形にした前面のデザインと、車体側面の流れるような緑の曲線でスピード感を出してみた。スマートさが利用者にも好評です」と笑う。
一方、窓枠の色までこだわった内装は、木目調を主体とした落ち着いたもの。望月課長補佐は「長らく床が板張りの古い車両が走っていた沿線の昔ののどかさも引き継ぎたかった」と話す。
7000系は、♪ぼくの名前は目蒲線 さみしい電車だ目蒲線…、のフレーズで知られ、ローカル線をちゃかしたコミックソング「目蒲線物語」(昭和58年)の東急目蒲線の一部区間を引き継いだ東急多摩川線(多摩川−蒲田駅、5・6キロ)も運行する。










