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【遊遊楽楽】滋賀・湖北散策 人をはぐくむ豊かな自然 (1/4ページ)

2007.12.23 11:43
このニュースのトピックス関西ういーくえんど
琵琶湖畔から眺めた夕景。京都・東海・北陸をつなぐ水上交通の要衝として、自然の幸をもたらす豊穣の湖として、湖北の暮らしを支えてきた琵琶湖畔から眺めた夕景。京都・東海・北陸をつなぐ水上交通の要衝として、自然の幸をもたらす豊穣の湖として、湖北の暮らしを支えてきた

 滋賀県湖北地方(米原市、長浜市、虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町)が“博物館”になったという。県湖北地域振興局に問い合わせてみると、湖北の自然や歴史遺産、暮らしの文化を博物館の展示物に見立て、地元の人が学芸員となって案内する取り組みを「湖北エコミュージアム」と呼ぶそうだ。最近は、琵琶湖など自然豊かな暮らしにあこがれ、湖北に移り住む人が増えていると聞く。湖北で暮らす魅力を訪ね、旅に出た。(平田雄介)

 平日の昼下がり、JR長浜駅に到着。旅先の魅力を知るには、まず食文化から。長浜名物「焼鯖そうめん」を求めた。

 焼きサバを甘辛く煮付け、だし汁でそうめんを炊き合わせて作る郷土料理。そうめんのつるっとしたのどごしと、焼きサバの歯応えが絶妙で、山椒が食欲をそそる。

 田植えのころ、家事と農作業に追われる農家へ嫁いだ娘を気づかい、母親が焼きサバを届ける風習から生まれた料理。心温まる由緒に、優しい湖北人の気質を感じた。

 食事を終え、「黒壁スクエア」と呼ばれる旧市街地一帯を歩く。黒しっくいの壁が特徴的な江戸〜明治時代の和建築が、落ちついた風情を漂わせる。

 その一角にある築300年以上の「四居家」は、休憩所も兼ねた観光案内所。ここに、湖北エコミュージアム推進協議会の窓口が置かれている。学芸員85人が所属。湖北地方の自然や歴史遺産、生活文化や産業といった展示物(サテライト)16カ所を観光客らに案内しながら、地域の将来を考えている。

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琵琶湖畔から眺めた夕景。京都・東海・北陸をつなぐ水上交通の要衝として、自然の幸をもたらす豊穣の湖として、湖北の暮らしを支えてきた
落ち着いた風情を漂わせる観光案内所の町屋「四居家」。屋根の端が一段高くなっている「うだつ」(右奥)は、防火と装飾を兼ねた江戸時代の様式を伝える
長浜に移り住んで民宿「紗蔵」を始めた井上薫さん(右)
長浜名物「焼鯖そうめん」(手前)が入った観光ツアー客向けの昼定食。地元では子供からお年寄りまでに人気のメニューだ
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