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スーパー消防車で人命救助を
このニュースのトピックス:救急搬送受け入れ問題
消火に救命救助も−。総務省消防庁が所管する財団法人「日本消防協会」は、消火だけでなく救助や救命用の機材も装備した全国初の多機能型消防車を全国の消防団に交付することを決め、その交付式が19日、同省で行われた。
今年度から20年度にかけて47都道府県内の1消防団に1台ずつ計47台をモデル事業的に交付する。19年度は東京・八王子市消防団や神奈川・茅ケ崎市消防団第9分団、千葉・いすみ市消防団など24消防団に交付される。
車両には、ホース20本以上収納できるスペースがあるほか、地震などで倒壊した家から救助する際などに使うチェンソーや手動式油圧カッター、心停止患者に救命措置ができるAED(自動体外式除細動器)などが装備されている。価格は1台798万円で、財団法人「日本宝くじ協会」が資金を援助。
これまで地域の消防団に備えられていた消防車は消火用機材が中心で、大規模災害の際に使用できるような救助機材が装備されていないのが一般的だった。大地震が相次ぐなど、地域の消防団に対する救命救助活動のニーズが高まったことを受け、同車両が開発された。
交付式では、荒木慶司消防庁長官が「火災だけでなく、さまざまな人命救助の場でも大いに活躍が期待される車両だ。全国に普及してほしい」とあいさつした。

