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「ベンジン懐炉」 軽くて暖か、若者にも人気 (1/2ページ)
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冬の外出で頼りになる懐炉。使い捨て全盛の中で、ベンジン懐炉が見直されている。実は日本が世界に誇る発明品で、クリーンな触媒発熱と高い熱効率、半永久的に使えるのが特長だ。元祖ハクキンカイロに続き、ジッポーブランドやカラフルなアルミ製なども登場し、中高年だけでなく若者も「携帯ウォーマー」として活用している。(八並朋昌)
「この1、2年で若い人の需要が急増、全体の2〜3割を占めるようになった」と話すのはハクキンカイロ(大阪市西区)3代目社長、的場恒夫さん(62)。
昭和52年までは年産100万個台だったが、翌年の使い捨て懐炉登場などで61年以降は80万個台に。懐炉の温熱療法人気で平成12年には100万個を回復。「環境意識の高まりでゴミにならないことも注目され、その後も増加傾向だ」
5仕様あるうち標準の「ハクキンカイロPEACOCK」(2800円)で幅68ミリ、長さ101ミリ、厚さ15ミリ。真鍮(しんちゅう)にニッケルクロムメッキを施し、鏡面仕上げの輝きが美しい。キャップの通気孔は創業以来クジャク柄で「発熱が安定するよう綿密に計算している」。
注油カップ2杯(25cc)で最大24時間発熱し「熱量は使い捨てカイロの13倍」。発火していると思いがちだが「火口(発熱部)のプラチナ触媒が、気化したベンジンを水と炭酸ガスに分解する際の酸化熱」なのだ。
「40代以上は懐かしく、10〜20代は“レトロなのに触媒発熱のメカニズムやメタリックな外観がいい”という。また、プラチナが放射する電磁波(遠赤外線)は、細胞活性化の効果がある」
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