MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

クリスマスケーキ大丈夫? 生乳減産でバター不足 小麦価格も上昇 (1/2ページ)

2007.12.5 11:34
このニュースのトピックスクリスマス
原価高騰でケーキも高値に。これから需要が伸びるクリスマスケーキにも直撃=5日午後0時45分、芦屋市原価高騰でケーキも高値に。これから需要が伸びるクリスマスケーキにも直撃=5日午後0時45分、芦屋市

 クリスマスを前に洋菓店が悲鳴を上げている。業務用バターの在庫量が前年の6割と不足しているからだ。この数年の乳製品過剰で、原料となる生乳の減産に加え、残暑が乳牛の体調に影響を与えたのも一因らしい。スポンジに使う小麦の価格も上昇しており、洋菓子店はケーキの最需要期を前に例年にない厳しい冬を迎えている。

 農林水産省の牛乳乳製品統計などによると、9月の生乳生産量は63万7815トンで、前年同月比98・2%。今年1月から9月までの累計では97・9%にとどまっている。

 日本酪農乳業協会は「このところの需要減に合わせるため、生乳は減産型計画生産が行われているが、夏場は前年比100%を予想していた。8月以降の残暑が乳牛の体調に影響し、乳量が減ったことも一因だろう」と説明する。飼料価格の上昇で、酪農家が高カロリーの餌を増やせないでいるとみる業界関係者もいる。

 生乳生産量減少の直撃を受けるのがバターだ。バターは生乳の脂肪分を取りだして作るため、生産するバター量に対して、約12倍の生乳量が必要になり、生乳生産減少の影響が大きく現れる。さらに乳製品加工メーカーは国際価格の高騰で国産品需要が高まっているチーズの生産を優先した事情もある。

 農畜産業振興機構などによると、9月のバター生産量は3976トンで、前年同月に比べ222トン(5・3%)の減少。この結果、クリスマス需要に備えて作りだめが必要な9月末時点のバター在庫は1万8856トンで、前年比68・3%。とくに、「バラ」と呼ばれるブロック状の業務用では同61・6%の水準に落ち込んでいる。

このニュースの写真

原価高騰でケーキも高値に。これから需要が伸びるクリスマスケーキにも直撃=5日午後0時45分、芦屋市
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2007 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。