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“ちょいボラ”で社会貢献 時間空いたら気軽にボランティア (1/2ページ)
時間に余裕ができたら、やってみたいのがボランティア。最近はインターネットで比較的簡単に希望のボランティアが見つけられるようになってきた。また会社ぐるみでチャリティーコンサートを主催してしまう小さな会社もあり、ちょっとしたボランティア、略して「ちょいボラ」の波が押し寄せている。(村島有紀)
「軽い気持ちで引き受けてみたら、こんな大掛かりなことになって…」と話すのは、30日に都内で開く2000人規模のコンサート「母と子に捧(ささ)げるコンサート」実行委員会の事務局長、渡辺嘉之さん(51)。このコンサートは、純益金を国連人口基金(UNFPA)に寄付するチャリティー企画。タイトルだけみると、どんな大規模な組織なのかと思ってしまうが、社員12人の会社の手弁当企画である。
渡辺さんは東京都千代田区の医学書専門出版社「総合医学社」の社長。今春、UNFPA東京事務所の知人から「妊産婦の健康を守るキャンペーンを知ってもらうために音楽イベントが開けないか」と相談を受けたことがきっかけになった。
渡辺さんは「会社の創業20周年記念で使おうと思った予算があったし、社員の大半が30歳前後の女性。安心して出産できる環境を整えるという人口基金の活動に共感した」と話す。
とはいえ、コンサートの主催は初めて。社員を総動員して、会場や音楽関係者に片っ端から電話をかけ、趣旨に賛同してくれるアーティストを探した。幸い、武田鉄矢さんが連続ドラマの収録の合間をぬって、出演を快諾。子育て真っ最中の女優、高畑淳子さんとのトークショーや、ダ・カーポ、海援隊のコンサートがセッティングできた。
渡辺さんは「コンサートの仕事は素人なので大変だが、やりがいがあり、楽しんでやっている。企業の社会的貢献とさかんにいわれるが、実際にやっているのは大企業が多い。小さな会社でも、自分たちの力で、ここまでできるというのは、社会的に意義があるのでは」と話す。

