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【溶けゆく日本人】快適の代償(6)金融教育の怪 金もうけはすばらしい? (1/3ページ)

2007.11.20 08:08
このニュースのトピックス10代
キッザニア東京の職業体験の様子。発言内容を書き出したり、損益分岐点のグラフを表示するなど、まるで本当の企業の企画会議みたいだ=東京都江東区のキッザニア東京キッザニア東京の職業体験の様子。発言内容を書き出したり、損益分岐点のグラフを表示するなど、まるで本当の企業の企画会議みたいだ=東京都江東区のキッザニア東京

 11月上旬の平日の午後。東京・大手町にあるみずほ銀行東京中央支店を、さいたま市内の中学2年の男子生徒2人が訪問した。対応したのは同支店の諸藤宏樹副支店長。見学時間は30分。2人は1階の「ご融資・ローン」「外国為替」などの窓口業務の説明を受けた後、地下1階の貸金庫を見学した。最後に、支店長応接室でビニールで梱包(こんぽう)された1億円の束が登場。するとそれまで緊張気味だった2人の表情がゆるんだ。約10キロある1億円の束を抱えて記念撮影をし、見学は終了した。

 2人は総合学習の一環として、物価について学ぶために銀行訪問を選んだ。一番印象に残った内容は、2人とも「1億円」と答えた。そのうちの1人、田村博くん(14)=仮名=は「自分の力で1億円を積んでみたいと思った。3億円とかできればいい」と満足そうだ。

 みずほフィナンシャルグループは、今年から本格的に東京学芸大学との共同研究で金融教育を始めた。支店見学のほか、全国の小中学校(一部高校含む)で、今年1年でのべ100回の出張授業を予定している。同社CSR室・足立康徳室長は「基本的な経済知識を知り、生活や人生設計に役立ててほしい」と期待を込める。

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キッザニア東京の職業体験の様子。発言内容を書き出したり、損益分岐点のグラフを表示するなど、まるで本当の企業の企画会議みたいだ=東京都江東区のキッザニア東京
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