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【食にメス】「白い恋人」と「赤福餅」の共通点 (1/2ページ)
賞味期限の改竄(かいざん)をした「白い恋人」の石屋製菓と、製造日を改竄した「赤福餅(もち)」の赤福には、偽装表示を生みやすい大きな共通点がある。
同族経営や地方の人気土産物の菓子ということもあるが、一番の要因は「たった一つの商品だけに頼らざるを得ない企業だ」ということである。
石屋製菓は、「白い恋人」があまりにもヒットしたので、会社名より商品名が先行し、石屋製菓という社名を消費者に覚えてもらうことができなかった。
消費者は、「白い恋人」を買いたいのであって、石屋製菓の菓子を買いたいのではない。このため、「白い恋人」は売れても、その他の商品は売れなかった。
一方、同じ北海道土産の菓子でも、六花亭や北華楼、ロイズ、ルタオなどは、商品名より会社名が有名になっている。会社名が知られているので、例えば北海道土産は「六花亭の菓子なら何でもいい」「ロイズのチョコレートなら何でもいい」ということになる。