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【快適生活学】秋のハウスダスト
日本人の5人に2人が何らかのアレルギー性疾患を抱えるといわれる現代。実はアレルギーの原因になるダニのフンや死骸(しがい)などのハウスダストが1年間で最も多いのが秋口なのです。こまめな掃除でしっかりとハウスダストを除去して、室内を清潔に保ちましょう。
なぜ、秋口にダニの死骸が増えるのでしょうか。ダニは気温が20度を超える5月ごろから増加し、布団やじゅうたんなど湿度の高いところをすみかとしながら1日6個のフンを出し、1日2個の卵を産んで約2〜3カ月生息します。そのため、8月から10月がダニの死骸、ダニのフンがトータルで最も多くなりやすいのです。
ハウスダストが浮遊するのは床からほぼ1メートルの高さまでで、最も多いのは床から25センチですから、小さなお子さんがいる家庭では、特に気をつけたいものです。
簡単にできるハウスダスト対策としては、(1)湿度を下げるために、布団は天気の良い日に天日に干し、取り込むときに、たたかずに表面を払うか、掃除機で吸う(2)じゅうたんや畳は1平方メートルあたり20秒を目安に掃除機をかけ、じゅうたんは縦横十文字にかける(3)フローリングに掃除機をかけるとハウスダストが舞いやすいので、湿った布などでふき掃除をしてからかける−など。
とはいえ、ハウスダストを取り去ることは難しく、布団を干して掃除機をかけても、全体の11%しかとれていないという調査結果もあります。最近では、布団やじゅうたんにスプレーし、ダニの死骸やフンなどのハウスダストを固めて掃除機で吸い取りやすくするハウスダスト除去剤も登場していますから、日頃のちょっとした工夫で効率的な掃除をしたいものです。
(花王 生活者研究センター)