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“鉄分”充填!行ってみました「鉄子の旅」 (1/5ページ)

2007.9.30 00:34
このニュースのトピックスフリーター・ニート
6月24日からCS「ファミリー劇場」で放送されたアニメ「鉄子の旅」の1シーン (C)菊池直恵・横見浩彦/小学館/「鉄子の旅」製作委員会6月24日からCS「ファミリー劇場」で放送されたアニメ「鉄子の旅」の1シーン (C)菊池直恵・横見浩彦/小学館/「鉄子の旅」製作委員会

 「オタク」なる語が定着して何年だろう。「メード喫茶」を筆頭に、オタク文化もメジャー化し、日常の世界のものとなった。それでも暗いイメージを感じるのは、“鉄ちゃん”と呼ばれるオタクが蠢く鉄道趣味の世界だろう。ところが、そんな“鉄(テツ)”にカリスマが登場し、さらには「鉄子」と呼ばれる女性版の“鉄”まで急増しているらしい。また、千葉県のローカル線にて集団で「全駅で下車する」イベントまで開かれた。怖いもの見たさで覗いてみた“鉄”の世界とは−。(立川優)

日本の全9843駅を制覇…

 どうしても理解したくない、いや、理解しにくい鉄道趣味。それが女性の間でも人気という。きっかけは、月刊誌「IKKI」(小学館、http://www.ikki-para.com/)に掲載された漫画「鉄子の旅」だ。作者の菊池直恵さんが、トラベルライターの横見浩彦さん(45)と全国を旅するルポマンガなのだが、「普通の女性」と「“鉄”の中の“鉄”」とのギャップを、夫婦漫才のように面白く描いており、“鉄”への偏見もどこへやら、読んでいて素直に楽しい作品である。

 主人公、横見さんは、日本中のJR・私鉄すべての駅、計9843カ所で下車し尽くすという前代未聞の「偉業」を平成17(2005)年に達成した人だ。そんな彼の案内による旅だから安心、と思いきや作者を襲うのは“鉄”ゆえの波乱ばかり。旅の楽しみの「観光」「グルメ」は存在せず、ひたすら鉄道に乗らされる。駅弁でさえ列車の乗り換えを優先するあまりコンビ二弁当ばかりとなる。さらには、飛行機なら1時間半の東京−鹿児島を2泊3日費やし鈍行列車で移動する▽ローカル線の最終日、“鉄”の集団の一人でイベントに参加する▽廃線跡を歩いたり、ひとけのない駅で不審者がられつつ下車して、捨て置かれた“秘境駅”を見て興奮する−など、まさに「事実は小説より奇なり」を5年かけて地で行った。

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6月24日からCS「ファミリー劇場」で放送されたアニメ「鉄子の旅」の1シーン (C)菊池直恵・横見浩彦/小学館/「鉄子の旅」製作委員会
6月24日からCS「ファミリー劇場」で放送されるアニメ「鉄子の旅」の1シーン (C)菊池直恵・横見浩彦/小学館/「鉄子の旅」製作委員会
“鉄”の集団にせがまれ、ポーズを決める横見浩彦さん(右)と「SUPERBELL
いよいよ出発を迎えた銚子駅。この古めかしい車両が銚子電鉄だ=銚子駅(撮影・立川優)
漫画「鉄子の旅」を地で行く全駅乗下車ツアー。車内はまるで東京の通勤ラッシュだ=銚子電鉄(撮影・立川優)
記念すべき第一歩として選ばれたのは、始発駅から3つめの「本銚子」駅。効率的な全駅下車のための工夫である=銚子電鉄(撮影・立川優)
下車したものの、駅そのものが目的。好天の下、とりあえず、ボーっとする自分を楽しむしかない=銚子電鉄「海鹿島」駅(撮影・立川優)
発車した電車を追いかけるようにパシャリ。“撮り鉄”冥利に尽きる瞬間だ=銚子電鉄「笠上黒生」駅(撮影・立川優)
銚子電鉄の、もうひとつの名物「鯛焼き」。「鉄子の旅」の漫画そのままに、アンコ入りをいただいたが、クリームもお薦め=「観音」駅(撮影・立川優)
銚子電鉄の終着駅の「外川」駅。まるで映画「鉄道員(ぽっぽや)」の世界そのものだ(撮影・立川優)
意外と?「犬吠」駅もオシャレな駅舎だ。広場には、廃車を利用したカフェレストラン「福祉喫茶かふぇ・ど・えがお」がある。ここのぶっかけ麺は最高(撮影・立川優)
狭軌で最小の電気機関車と言われる「デキ3」。右は「デハ702」=銚子電鉄「仲ノ町」駅(撮影・立川優)
お疲れさまでした! まさに実写版「鉄子の旅」でした=銚子電鉄「仲ノ町」駅前(撮影・立川優)
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