新潟県佐渡市で行われたトキの放鳥から29日で1カ月。集団行動をとるなど繁殖への期待が高まっているが、トキを一目見ようと、時には10台近い車や観光バスが集まり、落ち着いてエサを食べられない状態だ。
トキは神経質なため、驚くとエサ場を放棄することがある。日本野鳥の会佐渡支部の土屋正起副支部長は「目立つエサ場にはここ数日飛来していない」。佐渡トキ保護センターの金子良則獣医師は「エサがとれなければ来年の繁殖は難しいかも」と話している。