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イラク石油相が来日へ 油田権益獲得で新日石などと最終調整 (1/2ページ)
イラク政府が戦後復興資金を確保するため、外国企業に開放する油田の開発権益をめぐり、同国のシャハリスタニ石油相らが10日にも来日し、南部ナシリヤ油田の権益獲得を目指す新日本石油などの企業連合と最終調整に入ることが2日、分かった。月内の合意を目指しており、絶大な権限を持つ石油相自らが来日することで、日本が獲得できる公算が大きくなった。
輸入原油に依存する日本にとって自主開発の“日の丸油田”の獲得は、安定調達やエネルギー安全保障の上で国家的な重要課題。同油田は日本の1日の消費量の10%超に相当する日量60万バレルの生産が見込まれ、獲得すれば過去最大の日の丸油田となる。
両国政府は石油相のほか、アーラジ国家投資委員会委員長らが来日する方向で詰めている。新日石は国際石油開発帝石(INPEX)、エンジニアリング大手、日揮と組み、同油田の一部鉱区で油田開発を20年の長期で行う権益取得交渉を進めており、日本政府も強力に後押ししている。