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天神祭で「形代」を水に溶ける素材に切り替え

2009.6.30 11:54

 大阪の夏の風物詩、天神祭(7月24、25日)で行われる神事のひとつ「鉾(ほこ)流(ながし)」(24日)で神(かみ)鉾(ほこ)と一緒に川へ流す紙製の「形代(かたしろ)」を、今年から自然に水に溶ける素材に切り替える。大阪天満宮(大阪市北区)は「これからの時代、天神祭も環境への配慮が必要」としている。

 鉾流は、平安時代中期に始まったとされ、神鉾を川に流して漂着した場所に御(お)旅(たび)所(しよ)を設けるための神事。江戸時代初期に途絶えたが、昭和5年から再び執り行っている。近年は、堂島川に浮かぶ船から木製の神鉾(長さ約50センチ)を流しており、おはらいのため人の形をした紙製の「形代」(長さ約12センチ)を200枚程度、一緒に流している。

 同神社は例年、神鉾と形代を流した後にモーターボートで回収していたが、環境保護の機運が高まっていることを受けて、今年から自然に水に溶ける素材を使うことを決めた。新しい形代はパルプやでんぷんなどの天然素材で作られており、水に入れると数秒程度で溶けてなくなり、環境への影響もないという。問題なければ来年以降も続ける。

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