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地球温暖化色分けでくっきり 米東部、中国はCO2濃度高め

2009.5.28 22:25
このニュースのトピックス温暖化
二酸化炭素のカラム平均濃度を表した世界地図二酸化炭素のカラム平均濃度を表した世界地図

 宇宙航空研究開発機構と国立環境研究所、環境省は28日、今年1月に打ち上げられた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」のデータ分析結果を初めて公表した。地球温暖化の原因である全世界の二酸化炭素とメタン濃度が色分けで示されている。

 いぶきは地表から放射された赤外線を分析して二酸化炭素とメタン濃度を観測する。1つの観測点は直径約10キロで、3日間かけて全世界約5万6000カ所の上空を通過するが、雲があると観測できない。

 今回は4月20日から28日にかけて観測できた約1300カ所のデータを解析。地表から高度約20キロまでの平均濃度(カラム平均濃度)を算出した。地図で色が付いてないのは、今回観測できなかった地域。

 二酸化炭素の濃度は米国東部や中国などが高く、オーストラリアやアフリカ南部などでは低かった。中国はメタン濃度も高かった。

 全体的には北半球は高濃度、南半球は低濃度の傾向があり、地上での観測結果と一致するが、現段階では大きな誤差が含まれている可能性もあり、今後、補正手法を確立する。

 環境研は「この時期の中国は、黄砂の影響も考えられる。地上観測のデータなども使って詳細に分析したい」としている。

 濃度の数値は全体的に地上観測の場合よりも低いが、地上観測との間で約5%の誤差が生じるという。いぶきの観測データや分析結果は、今年10月から一般に提供される。

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二酸化炭素のカラム平均濃度を表した世界地図
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