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柏崎刈羽7号機、9日に運転再開
東京電力は8日、平成19年7月の新潟県中越沖地震で被災し、全7基の運転が停止している東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の7号機の起動試験を9日から始めると発表した。新潟県の泉田裕彦知事が8日、東電の清水正孝社長を県庁に呼んで運転再開の同意文書を手渡したのを受けたもので、約1年10カ月ぶりに実質的な運転再開を果たすことになる。
東電によると、8日夜から起動試験の準備作業を始め、9日午後2時から原子炉の制御棒を引き抜き、約1時間後に核分裂が連続して起きる臨界状態となる見通し。その後、原子炉内の圧力を段階的に上げて問題がないかを確認し、約1週間後に発電を始める。
出力は20%から4段階で引き上げ、各段階で異常がないかを評価して公表する。運転停止期間が長かったため、起動試験は通常より長い40〜50日間実施し、順調なら6月下旬に営業運転に移行する計画だ。
泉田知事は8日、清水社長に会田洋柏崎市長と品田宏夫刈羽村長との連名の同意文書を手渡したうえで、同意の条件として起動試験の途中と最終段階で県技術委員会の審議を受けるほか、地震に関する最新の知見を常に同原発に反映させることなど4項目の実施を求めた。
これに対し、清水社長は「地域の信頼が得られるよう不断の努力を重ねる」と回答。その後の記者会見でも「着実かつ安全に進める」と安全を最優先する考えを示した。



