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柏崎原発の再開容認、新潟知事

2009.5.7 10:55
東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開に同意することを新潟県議会全員協議会で表明する泉田裕彦知事(手前)=7日午前東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開に同意することを新潟県議会全員協議会で表明する泉田裕彦知事(手前)=7日午前

 平成19年7月の新潟県中越沖地震後、全7基が停止中の東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)のうち、地震後初となる7号機の運転再開について、県議会の全員協議会が7日開かれ、泉田裕彦知事は事実上の運転再開となる起動試験(試運転)に同意する考えを表明した。

 泉田知事は「無資源国日本で当面は原発に依存せざるを得ない。新潟県は原発と共存する道を選択すべだ」と述べた上で、「現在の知見で予想される地震に対し、最大限の対応がなされている」と7号機の耐震安全性を評価した。

 柏崎市と刈羽村はすでに容認しており、これで地元了解が出そろった。これを受け、東電は週内にも7号機の起動試験を始め、地震から約1年10カ月ぶりに原子炉が稼働する。起動試験は40〜50日かかる見通しで、4段階で100%まで出力を上げて異常がなければ、6月下旬にも営業運転に入る。

 柏崎刈羽原発は中越沖地震で被災し、設計時に想定した最大の揺れを全基で上回った。起動・運転中の4基は自動停止し、原子炉の安全は確保されたが、所内変圧器で火災が発生し、微量の放射性物質が海や大気に漏れた。東電は2月、被害の少なかった7号機の復旧点検を終え、国も安全性を認めた。だが地震後、構内で9件の火災が相次いだため、泉田知事は防火対策の徹底を求め、運転再開論議が凍結されていた。

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東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開に同意することを新潟県議会全員協議会で表明する泉田裕彦知事(手前)=7日午前
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