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淡路島でエコ瓦を試作、21年度に一部は出荷が可能
このニュースのトピックス:環境・エコ
瓦の国内3大産地に数えられる兵庫県の淡路島で、業界と地元商工会がヒートアイランド現象を緩和させる高反射率瓦などの「エコ瓦」を試作した。平成21年度の発売を目指している。
地場産業の振興を目的とする中小企業庁の「JAPANブランド育成支援事業」の一環で、淡路瓦工業組合と南あわじ市商工会が共同開発した。
試作されたのは高反射率瓦、ハニカム(ハチの巣)瓦、こけ瓦の3種類。高反射率瓦は淡黄色の釉薬(ゆうやく)を表面に塗って焼いた約40センチ四方の屋根瓦。財団法人「建材試験センター」中央試験所(埼玉県)の調査で、直射日光を反射する日射反射率が47・9%と、釉薬を塗らない赤茶色の瓦より10ポイント高く、熱を吸収しにくいことがわかった。光の反射率を高めることでヒートアイランド現象の進行を遅らせ、建物内の温度上昇も抑えられるという。
またハニカム瓦(30センチ四方)は縦7ミリ、横22ミリの穴を並行して9本開けて空間を作ることで、室内の断熱効果を高めた。こけ瓦(同)は瓦の表面にギンゴケを張り付けており、水分が気化することで気温が下がる。
同様の製品はすでに愛知県など他の主要産地でも量産が始まっており、東京都では住宅を対象に高反射率瓦の設置助成金を交付している。同商工会の黒田稔・経営支援課長は「21年度中にも出荷は可能なので、環境に関心がある人をターゲットに販売してゆきたい」と話している。
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