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京大農場が土ごと移転!? 候補地、耕作に不適切 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:歴史・考古学
京都大学が計画している農学研究科付属農場(大阪府高槻市)の移転事業をめぐり、関西文化学術研究都市内にある移転候補地(京都府木津川市)の土質が農場に不適切とみられることが判明し、京大が現農場の土を大量に移動、農地化する意向を持っていることが6日、分かった。
移転に伴う総事業費は100億円を超えるとみられているが、土の移送コストが膨らむなど収支の関係により農場規模の縮小を余儀なくされる場合には、移転そのものを中止する可能性もあるという。
京大付属農場には、本場(約15ヘクタール)と古曽部(こそべ)温室(約1ヘクタール)がある。甲子園球場4個分近くの広大な本場は、JR東海道線と阪急京都線に挟まれた高槻市中心部に位置している。
しかし、敷地が弥生時代の集落跡「安満(あま)遺跡」の中にあるため、同市は史跡公園としての整備を構想し、京大側に移転を要請。一方、研究機関を受け入れたい学研都市側からは農場招致の要請が寄せられ、京大では古曽部温室を含めて学研都市内に移転する構想を立てた。
京大側の計画では、移転先の用地造成や建物、田畑の整備など、移転に伴う費用は基本的には現農場の売却益でまかなう方針で、その額は100億円以上になるとみられている。
新農場の候補地は学研都市東端の木津中央地区にあり、広さ約35ヘクタール。現在は都市再生機構(UR)が所有している。しかし、移転候補地の土質が肥沃(ひよく)でなく、田畑耕作などに適していないとみられることから、検討過程で、現農場の大半を占める田畑を土ごと移動させる構想が浮上。仮に深さ1メートルの土を移動させる場合、少なくとも10万トン以上の運搬が必要ともみられている。
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