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分煙 効果なし 受動喫煙被害 完全な除去は不可能/対策は全面禁煙 (2/4ページ)

2008.12.25 08:10
防塵防毒マスクを装着して東海道・山陽新幹線の喫煙車両で煙粒子濃度を測定する産業医大の大和浩教授防塵防毒マスクを装着して東海道・山陽新幹線の喫煙車両で煙粒子濃度を測定する産業医大の大和浩教授

 「それでも喫煙室の外に煙は流れ出す。例えば東海道・山陽新幹線の喫煙車両は、客室内の煙がエアコンによってデッキに排出され、人の出入りも加わって隣の禁煙車両内に流れ込む。この煙粒子濃度は喫煙室で許される上限値(1立方メートル当たり0・15ミリグラム)の半分に達する」という。

 「全席禁煙のN700系のぞみも喫煙室があるため、喫煙室のあるデッキで同上限値の半分以上、隣接する客室内でも4割に達した」。原因は「喫煙室の出入りで扉が開いて流出することと、喫煙後も呼気に煙成分が含まれるため」だ。

 ≪40呼吸まで検出≫

 喫煙者の喫煙後の呼気に含まれる煙粒子は、2呼吸目まで同上限値の67倍の同10ミリグラム、4呼吸目でも2ミリグラム近くあり、40呼吸まで検出される。「1呼吸5秒として3分半は息に粒子状成分が含まれる。ガス状成分は息だけでなく、しみ込んだ服から数時間放散する」

 JR東日本は来春、首都圏駅ホームの喫煙所を廃止して全面禁煙にするが、実施は約200駅限定で、駅構内の飲食店は除外。東京駅では京浜東北・山手線ホーム喫煙所の煙が連絡通路まで流入するなど、利用客の受動喫煙被害は春まで続く。

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防塵防毒マスクを装着して東海道・山陽新幹線の喫煙車両で煙粒子濃度を測定する産業医大の大和浩教授
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