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分煙 効果なし 受動喫煙被害 完全な除去は不可能/対策は全面禁煙 (1/4ページ)

2008.12.25 08:10
防塵防毒マスクを装着して東海道・山陽新幹線の喫煙車両で煙粒子濃度を測定する産業医大の大和浩教授防塵防毒マスクを装着して東海道・山陽新幹線の喫煙車両で煙粒子濃度を測定する産業医大の大和浩教授

 受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法の施行から5年半。全面禁煙の施設が徐々に増える一方、「分煙」にとどまる施設や交通機関はまだ多い。喫煙場所を区切っても出入り口などから煙が漏れ、受動喫煙の完全防止は困難。研究者は「『分煙』はもはや死語。被害防止には全面禁煙しかない」と指摘する。(八並朋昌)

 ≪隣の禁煙車両に流入≫

 たばこ規制枠組条約の受動喫煙防止ガイドラインは「完全禁煙以外の措置(換気、喫煙区域の使用)は不完全である」と規定する。

 なぜ、分煙では受動喫煙を防げないのか。

 「実際に測定すると、会社などの喫煙室にある大型空気清浄機でも、たばこ煙の粒子状成分は3分の1にしか減らず、ガス状成分はまったく除去できない」

 受動喫煙対策の厚生労働省委託研究の主任研究者で、産業医大教授の大和浩さん(48)は説明する。

 厚労省指針だと喫煙室は屋外排気が基本で、やむを得ず空気清浄機で対応する場合は十分な換気が必要。いずれも煙の流出を防ぐため、室外から室内に向け風圧がかかるよう求めているが、条件をすべて満たす施設は多くない。

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防塵防毒マスクを装着して東海道・山陽新幹線の喫煙車両で煙粒子濃度を測定する産業医大の大和浩教授
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