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東京原油も年初来高値から9.4%値下がり
18日の東京工業品取引所の原油先物相場は、8月渡しの中東産原油先物価格が急落し、前日比1550円安の1キロリットルあたり8万6000円(バレル換算で128.41ドル)となった。下落は3日連続。終値では、4日につけた年初来高値から約9.4%も値下がりした。原油価格の急激な下落は、国内ガソリン価格の値下がりにつながるだけに、今後の相場動向に注目が集まる。
東工取の原油相場が続落したのは、指標となるニューヨーク原油先物相場が、米国の原油需要減退懸念で1バレル=130ドルを割り込む水準まで下がったため。
ただ、米国原油相場の下落は「一時的要因」と第一生命経済研究所の嶌峰義清・主席エコノミストは分析する。米金融不安に伴うドル安基調の継続で、株、債券などの金融商品に比べ投資妙味のある原油に投機マネーが流入しやすい環境が続いているからだ。
また需給面でも、国際エネルギー機関(IEA)が10日に発表した、7月の石油市場月報によれば、2008年の世界石油需要見通しは、前年比1%増の日量8685万バレルとし前月から8万バレル上方修正された。このため「当面は需給逼迫(ひっぱく)状況が続く」(嶌峰氏)という見方が支配的だ。