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【洞爺湖サミット】環境サミット、エコの真価は?
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主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)で重要課題となっている地球環境問題。はたして実際の「エコ」度はー。
国内外から集まった記者に渡された参考資料や特産品などの“おみやげ”であるプレスキットは、「環境に優しい」を入札条件にしたこともあって「エコ」にあふれていた。室内灯で動く電池不要の腕時計に風呂敷、充電式電池に間伐材で作ったボールペンなど10点。電池や時計はメーカー協賛だが、それでも費用は一人約5000円かかった。
ICレコーダーや、琉球舞踊の衣装を着たリカちゃん人形などのプレスキットなど、費用をかけすぎていると英字紙に批判された8年前の九州・沖縄サミットを反省したのか、総費用は沖縄サミットの約4分の3の606億円に抑えた。
ただ、イタリアのコリエレ・デラ・セラ紙のタニオ・ベルリン支局長は、「ヨーロッパで開かれるサミットにこれまで6回参加したが一番豪華」と話す。グッズは全て一つ一つ包装されていることから「本当にエコ?」という声も。
警察官ら関係者らに1日3食配る弁当も、空容器を回収してリサイクルを行ったり、輸送トラックのガソリンに廃油を利用した代替燃料を使っている。地元・噴火湾で採れたホタテなど地元の食材を使うなど輸送距離も短縮させた。
しかし、手間もコストもかかることから、サミット後も同様の方法を続けられるかは未定という。
サミット研究の第一人者、名古屋外国語大・同大学院の高瀬淳一教授は「九州沖縄サミットに比べれば節約しており、環境への配慮もできアピールできたといえる。ただ、首脳の合意内容をみると、環境日本の存在感を示したといえるかどうか…」。議論の中身のエコ度は優等生とはいえないようだ。(杉浦美香、田中幸美)