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【明解要解】食品業界で進む「エコ容器」採用 (1/2ページ)

2008.6.4 07:32
このニュースのトピックス環境・エコ
全て自然にかえるパッケージの作成に取り組むエースコック全て自然にかえるパッケージの作成に取り組むエースコック

 ■環境だけでなく包装資材高騰影響

 食品業界で環境に配慮した「エコ容器」の採用が進んでいる。環境問題への関心の高まりとともに、プラスチックやアルミといった包装資材の価格高騰も背景にある。ただ、エコ容器の本格普及のカギを握るのは、消費者の意識次第といえそうだ。(経済部 山田桂子)

 エースコックは今月、微生物の分解作用によって自然に還元される生物由来資源が原料のバイオマス容器、エコカップに入った「わかめラーメン」を首都圏や北海道で売り出した。お椀(わん)だけでなくフタや粉末スープの袋も、生分解性プラスチック製を採用した。

 開発したのは、アイスクリームのコーンを製造する日世(大阪府茨木市)。カップめん容器は食品保護だけでなく、食べるときに調理器具や食器など多様な機能が要るため、完成まで試行錯誤を重ねたという。日世の和田強志開発部長は「じゃがいもでんぷん製のカップをトウモロコシ原料の特殊フィルムで包むことで、強度や浸水の課題をクリアした」と話す。

 ポッカコーポレーションが美容系飲料や一部のコーヒーに採用したのが、間伐材製の紙をアルミ缶の形に加工した、凸版印刷の「カートカン」。平成8年に全国で初めて採用し、現在は自社の飲料製品の約3%に使われている。

 日清食品も従来はポリスチレン製だった主力商品「カップヌードル」9品の容器を、4月から順次、紙製の「ECOカップ」に切り替えている。

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全て自然にかえるパッケージの作成に取り組むエースコック
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