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出光9・5円、昭シェル12・5円、Jエナジー13円… 来月ガソリン170円台へ
出光興産は27日、原油価格の急騰に伴い、6月前半(1〜15日)出荷分のガソリンなど石油製品の卸価格を1リットルあたり前月後半(16〜31日)比9・5円値上げすると発表した。同社は昨年5月から月2回の卸価格改定を実施しており、5月後半の値上げ分5円と合わせた1カ月通算の値上げ幅は先月前半比で14・5円となり過去最大。一方、月次の改定を行う昭和シェル石油は6月出荷分を12・5円、ジャパンエナジーも13円値上げすると同日表明した。19日時点で1リットル=160・1円のレギュラーガソリンの全国平均小売価格が来月には170円を突破する可能性が高まってきた。
原油価格が1バレル=130ドル台と史上最高値圏で推移するなか、出光の原油調達コストは前月後半比7・7円、輸送費も同1・8円上昇。この分を6月前半の卸価格に転嫁する。出光はまた、同社の販売子会社400店に対し前月後半の値上げ分と合わせた14・5円の値上げの徹底を指導した。
石油情報センターによれば19日時点のレギュラーの全国平均価格は160・1円と、調査開始の昭和62年以降の最高値。各社の値上げが小売り価格へ浸透すれば、6月のレギュラー価格は「170円水準になる」(出光)とみられる。レギュラー価格が170円台となれば、現在の調査が始まる前の57年秋に東京都区部の平均で177円となって以来の高値となる。