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地球を考える会首相に温暖化対策提言 (1/2ページ)
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有識者やマスコミ関係者らで構成する「地球を考える会」(座長、有馬朗人元文相)は21日、福田康夫首相と官邸で会談し、地球温暖化対策の提言書を手渡した。提言では「二酸化炭素(CO2)の排出削減と生活の質の維持・向上の両立が不可欠」としたうえで、太陽電池などの開発促進だけでなく、原子力発電の世界的な利用拡大に向けた日本の貢献を求めた。福田首相は「英知の結集ですね」と述べ、評価した。
原発は、発電時にCO2を排出しないことや化石燃料の高騰から世界的に見直しが進んでいる。提言では原発の安全確保と核不拡散を原発の利用拡大の課題と位置づけた。そのうえで、日本として海外の原発の安全確保に協力したり、核兵器の製造につながりかねない使用済み核燃料の国際管理体制の確立に向けた貢献を求めた。
また、中国などの新興国や途上国にもCO2の排出削減を促すため、「日本などの先進国が『2050年までに排出量を半減する』といった高い目標を進んで受け入れるべきだ」と指摘。食糧と競合しないバイオ燃料や太陽電池の開発、発電所などからCO2を回収し、半永久的に地中にためるCCS技術の途上国への供与など、技術移転や経済的支援の必要性を訴えた。
このほか、省エネルギーを推進するための国際的な枠組みの創設や「地球愛確立の国民運動」も提言した。

