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シャープがモバイル機器燃料電池
このニュースのトピックス:エネルギー問題
シャープは15日、電池1ccあたりの出力を示す「出力密度」が世界最高の0.3ワットを達成した携帯機器向け燃料電池の開発品を発表した。燃料電池は小型化が課題だったが、現在、主流のリチウムイオン電池並みの大きさで、同程度の出力が出せるという。
今回、シャープが開発したのは、水素そのものではなく、メタノールを酸素と反応させて発電する「ダイレクトメタノール型」と呼ぶ燃料電池。短冊状の薄型セルを効率よく積み上げることで、小さい体積でも高出力が出せるようにした。
燃料電池は、水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくる仕組み。排出されるのは水だけで、究極のクリーンエネルギーとして期待されている。ただ、発電効率が悪いため、リチウムイオン電池より小型化するのが難しかった。
同日会見した太田賢司専務は「安全性や信頼性をしっかり確認して、実用化にこぎつけたい」と話した。