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除草剤被害の杉が回復 和歌山・かつらぎ町
2年前に根元に穴を開けられ、除草剤を注入される被害を受けた和歌山県かつらぎ町の丹生都比売神社境内にある杉の木が、地元の樹木医やボランティアの手当てで回復し、樹勢を取り戻しつつある。樹木医の浦嶋清さん(72)は「まだ安心できないが、この夏さえ持ちこたえれば大丈夫だと思う」と話している。
同神社は世界遺産の紀伊山地にあり、国の史跡に指定されている。平成18年6月、樹齢推定160年の高さ28メートルの杉の根元に、ドリルのようなもので直径3センチの穴が4つ開けられ、除草剤が注入されているのが見つかった。
杉の木は枝が枯れて無残な姿に。浦嶋さんらは、余分な葉や枯れ枝を除去して水分の蒸散を防ぎ、栄養剤を与えるなどの措置を取った。高さは約14メートルになったが、今年になって新しい葉が出るなど樹勢が回復し始めたという。

