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堺港発電所で最新鋭コンバインドサイクル発電試運転 関電 (1/2ページ)

2008.5.1 23:13
このニュースのトピックス温暖化

 関西電力は、国内最高レベルの発電効率を誇るコンバインドサイクル発電設備の試運転を、11月から堺港発電所(堺市西区)で開始する。

 約58%の発電効率を実現した設備で、操業開始から約43年になる同発電所の設備更新にともなって導入する。従来設備に比べて、二酸化炭素(CO2)の排出量も約30%削減できるという。

 同発電所では平成22年10月までに、すべての発電設備を同タイプに更新する計画で、競争力の高い電力供給と環境負荷低減の両立を図りたいとしている。

 同発電所には重油や原油、天然ガスなどを燃料にする出力25万キロワットの発電設備が8機(総出力200万キロワット)ある。

 これらを天然ガスだけを燃料とする、出力40万キロワットのコンバインドサイクル発電設備5機(同200万キロワット)に順次切り替える。

 新たに導入するコンバインド発電設備は、天然ガスを利用するガスタービンと、ガスタービンから発生する高温の燃焼ガスを利用する蒸気タービンを組み合わせて発電する仕組み。

 ガスタービンに使われるタービンに耐熱性の高い特殊素材を採用、約1500度の燃焼温度への対応を可能にしたことで、約58%(既存設備は約41%)という国内最高レベルの発電効率を達成した。

 今回の設備更新で、現在の年間約185万トンの総燃料使用量を、約160万トンに削減できるという。

 また、環境面では、CO2に加えて窒素酸化物の排出量なども大幅に削減。これにより、電力会社の火力発電所としては、全国で初めて高さ100メートル以下の煙突を採用、周辺景観の保護にもつながっている。

 11月から、1号機で約半年間試運転した後、来年4月から本格稼働する定。引き続き来年7月から平成22年10月にかけて、残りの4機が順次稼働する計画になっている。

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