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【リサイクル再考】「廃プラスチック」編(下)方法で異なる環境負荷 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:環境・エコ
容リ協は一昨年から1年間かけて、廃プラの再生から廃棄まで、すべての段階を通じてかかる環境負荷を計算する「ライフサイクルアセスメント」(LCA)を算定。その結果、二酸化炭素(CO2)削減効果は「リサイクルはごみ発電より総じて高い」が、「材料リサイクルが、ケミカルと比べて効果が高いとはいえない」という結果になった。特に廃プラリサイクル品の半分を占める棒やくい、土木用資材など、木材の代替品として再生プラスチック製品を作った場合のCO2削減効果はほとんどないことが分かった。
一方、ケミカルリサイクルの削減効果はゴミ発電の2倍から7倍だ。「材料リサイクルはコストが高いだけでなく、環境負荷も大きい。価値ある商品ができないなら、ケミカルリサイクルでいいのではないか」と同財団の駒谷進広報部長は話す。しかし環境省は「容リ協の調査は不明な点が多い」として、昨年から新たなLCA調査を始めた。
プラスチックには90を超す種類がある。ペットボトルやペットボトルキャップのように単一素材別に分別収集すれば価値があるが、さまざまなプラスチックが混ざっている現状では収集方法や再生手法によって環境負荷が大きく異なるのが実情だ。環境負荷の少ないリサイクル方法の確立が急がれている。
(村島有紀)

