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【リサイクル再考】「廃プラスチック」編(下)方法で異なる環境負荷 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:環境・エコ
静岡県沼津市の例で見たように、廃プラスチックの回収は困難を極めている。そうまでして集められた廃プラは、どのように処理されるのだろうか。
市町村が集めた廃プラは財団法人・日本容器包装リサイクル協会(容リ協)が一括して引き取り契約を行い、再生事業者に落札させる。平成18年度に市町村が集めた廃プラは60万9000トン。そのうち協会が引き取ったのは54万8000トンだ。
再利用方法は、大きく分けて3種類。(1)プラスチック製品やペレット状にする「材料リサイクル」(2)製鉄の際に使うコークス(石炭)の代替品にしたり、ガス、石油に戻したりする「ケミカルリサイクル」(3)燃やして熱源として利用する「サーマルリサイクル」(ごみ発電)−だ。
「(1)は(2)よりも環境的に優れた手法」とする国の方針により、平成12年度には20・3%だった材料リサイクルが、19年度には51・5%を占めるようになった。昨年度は、62万トンのうち32万トンが材料リサイクルに回ったことになるが、材料に再生されるのは約15万トン。半分は廃棄物として焼却処理(サーマルリサイクル含む)されるほど歩留まりが悪い。
ここにきて、国が進める材料リサイクルが「本当に環境に優しいのか」と疑問があがっている。

