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【リサイクル再考】「廃プラスチック」編(下)方法で異なる環境負荷 (1/2ページ)

2008.5.1 08:24
このニュースのトピックス環境・エコ
廃プラから作られた製品。再生品に対する評価はさまざまだ=東京都港区の日本容器包装リサイクル協会廃プラから作られた製品。再生品に対する評価はさまざまだ=東京都港区の日本容器包装リサイクル協会

 静岡県沼津市の例で見たように、廃プラスチックの回収は困難を極めている。そうまでして集められた廃プラは、どのように処理されるのだろうか。

 市町村が集めた廃プラは財団法人・日本容器包装リサイクル協会(容リ協)が一括して引き取り契約を行い、再生事業者に落札させる。平成18年度に市町村が集めた廃プラは60万9000トン。そのうち協会が引き取ったのは54万8000トンだ。

 再利用方法は、大きく分けて3種類。(1)プラスチック製品やペレット状にする「材料リサイクル」(2)製鉄の際に使うコークス(石炭)の代替品にしたり、ガス、石油に戻したりする「ケミカルリサイクル」(3)燃やして熱源として利用する「サーマルリサイクル」(ごみ発電)−だ。

 「(1)は(2)よりも環境的に優れた手法」とする国の方針により、平成12年度には20・3%だった材料リサイクルが、19年度には51・5%を占めるようになった。昨年度は、62万トンのうち32万トンが材料リサイクルに回ったことになるが、材料に再生されるのは約15万トン。半分は廃棄物として焼却処理(サーマルリサイクル含む)されるほど歩留まりが悪い。

 ここにきて、国が進める材料リサイクルが「本当に環境に優しいのか」と疑問があがっている。

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廃プラから作られた製品。再生品に対する評価はさまざまだ=東京都港区の日本容器包装リサイクル協会

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