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【知ってる!?】都市の中の自然(2)
コンクリートジャングルと思われている都心だが、土地の高度利用で緑が大幅に増えたエリアがある。最近の代表的なケースが六本木ヒルズだ。
開発前に1.65ヘクタールだった緑地は、開発後2.56ヘクタールと、約1ヘクタール増えた。国土交通省がこのエリアで平成16年に行った熱環境計測調査によると、緑化空間は周辺のアスファルト塗装の表面温度に比べ、日中で5〜15度低い。上空撮影した熱画像からも、緑化の効果が確認されている。
細分化された土地を集約し、建物を高く建てることで生まれるオープンスペースのほか、屋上も緑化できる。開発によって緑を失うのではなく、より緑豊かな新たな街が生まれている。
六本木ヒルズ・けやき坂コンプレックスの屋上庭園(約1300平方メートル)には、地上約45メートルの田園風景が広がる。そこには樹木や草花、野菜畑、池があり、なんと田んぼもある。東京タワーや高層ビルを望みながら身をおく田園空間は、「バーティカル・ガーデン・シティ(立体的な緑園都市)」の象徴ともいえる。(取材協力 森ビル)

