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廃棄飲料からバイオマス燃料 (2/2ページ)

2008.4.17 23:36

 同社は飲料メーカーから処理費用をもらって、廃棄飲料を運搬、保管、処理する。廃棄飲料をセンターに集約することで、リサイクルのための前処理を効率的にできる。

 センターでは、前処理として、まず、段ボールなどの梱包(こんぽう)資材と廃棄飲料とに選別。廃棄飲料は破砕処理設備にかけられ、中身の液体と容器(缶、ビン、ペットボトルなど)とに分離される。

 その後、破砕された容器は品目別にリサイクルされ、液体は乾燥設備によって、固形状のバイオマス燃料に加工される。同燃料は廃棄物100%の燃料として、ボイラー燃料として利用される。

 センターがフル稼働すると、1日あたり約100トンの廃棄飲料を処理し、約20トンのバイオマス燃料を生産できる。同社では、いずれこの燃料を販売することも検討している。

 飲料メーカーにとっては、廃棄飲料が物流センターや倉庫のスペースをとるほど、流通経費がかかっており、処理を委託すれば、倉庫の回転率を向上できるメリットもある。

 同社は廃棄飲料の運搬から最終的な燃料加工まで、一貫したサービスを提供することで、メーカーの不良在庫削減とリサイクルの“一石二鳥”の効果をねらっている。

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