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「待ってました」近畿各地のGSに車列 「たばこ代程度」と冷めた声も (1/2ページ)
このニュースのトピックス:相次ぐ値上げ
道路特定財源の暫定税率の期限が切れた1日、ガソリンの価格が近畿各地でも続々と下がり、「待ってました」と喜ぶドライバーが列をつくった。一方、赤字覚悟の値下げに踏み切ったガソリンスタンドは「経営は苦しいのに…」と困惑が広がった。“値上げの春”に訪れた、つかの間の値下げ。消費者からは「どうせまた上がるのだがら…」と冷めた声も聞かれた。
■普段の5倍
大阪市西成区の幹線道路沿いにある24時間営業の「大洋油業」では、この日午前2時ごろから、レギュラーガソリン1リットルを20円値下げして「128円」で販売。客の買い控えで前日は通常の半分ほどの売り上げだったが、値下げ直後から次々とドライバーが入り始め、午前6時ごろからは1時間あたりの給油量が普段の約5倍になったという。
同店では日付が変わった直後に税率の安いガソリンを積んだタンクローリーを入れる作戦で値下げを実行したが、徹夜で対応したという保高眞店長(57)は「夜中に在庫が切れたら、一時閉店しなければならなくなったところ。たまたま、うまくいきました」と笑顔。しかし今後再び値上げが予想されることについては「買いだめ客で、もっと混乱すると思うと怖い」と表情を曇らせた。
大阪府泉佐野市の「丸新石油」でも1リットル「118円」に値下げ。午前7時10分の開店と同時に約20台が列を作った。梶原一成所長(35)は「タンクが底をついたら、本日の営業は終わらざるを得ない。こんなことは初めて」と話した。

