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Jパワー中期経営計画 TCIの増配要求は拒否
このニュースのトピックス:通商・貿易
Jパワー(電源開発)は31日、原子力発電所や再生可能エネルギーなど環境分野に約1兆円投資することなどを盛り込んだ平成20〜24年度の中期経営計画を発表した。記者会見した中垣喜彦社長は今後5年間を「大規模な設備形成の時期」と位置付け、筆頭株主の英系投資ファンドが要求する増配について「経営構造にそぐわない」と否定的な見解を示した。
Jパワー株の9・9%を保有する「ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)」は先週、Jパワー経営陣に増配や社外取締役の選任などの提案書を送付している。
これについて中垣社長は、「これまでの要求を繰り返している」として回答を拒否する方針。増配について「設備投資は将来の“果実”として株主に返すことができる」とし、設備投資を優先する意向を示した。
また、「現在の経営体制は十分機能している」と述べ、TCIの求める社外取締役の採用も否定した。
TCIが「外国為替および外国貿易法(外為法)」に基づき政府に申請している20%までの株式買い増しについては、「経営介入を予測せざるを得ない」と懸念を表明した。