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全石連が繰り延べ要請 元売りへのガソリン税分支払い

2008.3.27 02:06

 揮発油(ガソリン)税の暫定税率が31日に期限切れとなることを受けて、ガソリンスタンド(GS)運営会社で組織する全国石油商業組合連合会(全石連)は、石油元売り大手に3月分の卸売代金のうち、ガソリン税分の支払いについて、2カ月間繰り延べを認めるよう要請した。元売り側は個別の販売店ごとに支払いの延長などの対応を検討する方針だ。

 石油販売会社は元売りからのガソリン仕入れ代金を、通常、翌月末に支払う。しかし、全石連は今回、値下げを見越した買い控えで3月分の売り上げが減少するGSもあり、資金繰り懸念が強まると判断。3月分の仕入れ代金のうちガソリン税相当分の支払いを猶予するよう求めた。

 これと並行して、元売り最大手の新日本石油は、3月末までに仕入れた暫定税率で課税済みの店頭在庫が売り切れるまで、ガソリンの店頭価格を下げないよう、沖縄県を除く全国の系列給油所約1万店に要請した。元売り各社が同様の対応に乗り出しており、在庫を一掃した給油所から、順次、店頭価格を暫定税率分の1リットル当たり約25円を引き下げることになる。

 ガソリン税は製油所からの出荷時に課税される「蔵出し税」で、年度末までに仕入れた在庫分を25円値下げして販売すると、業界全体では約400億円の損失になるとみられている。だが、一部の給油所では、損失覚悟で4月1日から値下げするケースも予想され、消費者の間に混乱を生みそうだ。 

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