MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【環境立国ニッポンの挑戦】「“厄介者”を資源に」 (2/4ページ)

2008.3.22 21:04
このニュースのトピックス環境・エコ
CO2を原料とするプラスチックの合成実験。でき上がったプラスチックは100%石油原料のものと変わらない(東京都文京区の東大本郷キャンパス)CO2を原料とするプラスチックの合成実験。でき上がったプラスチックは100%石油原料のものと変わらない(東京都文京区の東大本郷キャンパス)

 ■オールジャパンで

 CO2からプラスチックをつくる装置は、6畳間ほどの狭い実験室に置かれていた。小型水筒サイズのステンレス製容器に、エポキシドと呼ばれる炭素化合物と触媒を充填(じゅうてん)。そこにCO2を吹き込む。

 開発のプロジェクトリーダーである東大大学院工学系研究科の野崎京子教授が「CO2にエネルギーをくわえて化学反応させれば、十分に炭素資源になる」と話すように、容器内に通常の10〜20倍の圧力を2〜3時間くわえると、「脂肪族ポリカーボネート」という軟らかいプラスチックができあがる。分子量の半分ほどをCO2が占めており、紛れもなく「CO2プラスチック」だ。

 実は、CO2からプラスチックをつくる技術は昭和43年に東大が開発していた。だが、熱に弱く、触媒の反応効率も悪いため、工業製品として実用化できるめどが立たなかった。

このニュースの写真

CO2を原料とするプラスチックの合成実験。でき上がったプラスチックは100%石油原料のものと変わらない(東京都文京区の東大本郷キャンパス)

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。