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東京都がムカッ! ダム計画3度目の変更に… (1/3ページ)
このニュースのトピックス:地方自治
首都圏の水がめとして計画浮上から半世紀がたっても完成せず、日本のダムで最も巨額な4600億円もの事業費が投じられている八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の規模を、国土交通省が大幅縮小する方針を決め、関係する1都5県に意見照会してきたことが分かった。当初計画より4割小さくなるという。同ダムは過去に2度計画が変更され、工期が延長された。3度目の変更に自治体側は疑心暗鬼で、東京都は「これ以上変更しない」との条件を付けた異例の意見書を国に提出し、変更を受け入れる。(溝上健良)
八ツ場ダムは、昭和27年に調査が始まり、61年に基本計画が決まった。その段階で平成12年度完成、総事業費2110億円とされていたが、13年と16年の2度、用地買収の遅れなどから計画変更が繰り返された。
16年の変更では、物価上昇を理由に事業費が4600億円に倍増し、最も巨額なダムに。都と埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬各県の負担額も膨れあがった。
熊本県の川辺川ダムとともに「必要のない公共事業の横綱」とも批判されているが、こうしたなか、国交省は1都5県に、工期をさらに5年延長する一方で、規模を縮小する3度目の計画変更案を提示してきた。



