ニュース: 生活 RSS feed
米の食品店に広がる省エネ冷蔵システム
パイルの長い絨毯で質感を高めたダニエル、ジェニファー・ハフ夫妻の居間。室内デザイン会社デザイン・ツー・セル・エンタープライズのジュリー・プレストンさんが買い手の注意を引くため提案した(USA TODAY)【フェニックス(アリゾナ州)=USA TODAY(ライアン・ランダッソ)】米アリゾナ州フェニックスのスーパーマーケット・エネルギー・テクノロジー社は、食料品店の電気代を節約する設備を開発・販売している。
創業は1997年。最初の商品は冷蔵庫に氷結する霜の除去装置だった。食料品店の冷蔵庫のドアはガラス張りになっているが、霜が付くと中が見えなくなる。ヒーターを使うと霜は取れるが、冷蔵機能を下げ、電気も消費する。そこで、センサーを使って必要時だけヒーターを働かせる商品「ドアミスター」を開発。1ドア当たり、年間200ドル(約2万2000円)を節約できるという。
開放型冷蔵商品棚にかける冷気遮断カーテンも主力商品。米国の食料品店の多くは、客が手に取りやすいように、チーズ、ヨーグルト、ジュースやピクルス売り場を開放型にしている。だが、夜間にはエネルギーの無駄遣いになる。
ジョン・バンチ社長兼最高経営責任者(CEO)は「このカーテンを採用した瞬間から店は電気代を節約できる。閉店後、カーテンを下げるだけで冷蔵効果が30%向上する」と話す。
ドアミスターと遮断カーテン、ファン・モーターや照明などをセットにした省エネ冷蔵システムの導入には5万7000ドルが必要。だが、年間4万1000ドルの電気代が節約でき、短期間に回収できるという。
(c) 2008, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.
