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【寄稿】移動性動物の種の保全を UNEP/CMS事務局長 ロバート・ヘップワース (4/5ページ)
このニュースのトピックス:鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザとして知られるH5N1ウイルスの流行はこの数年、世界の鳥の間におそるべきスピードで広がっている。渡り鳥に対する関心が高まり、鳥インフルエンザを地球規模で広げる運び屋といった非難も受けるようになった。しかし、科学的な調査、研究により、ほとんどの地域(すべてではないにしても)において、ウイルスを育て、運搬し、貯蔵してきたのは主に家禽類の取引であることが明らかにされている。CMSはいくつかの国際機関と協力して国際的な特別委員会を作ることで鳥インフルエンザ封じ込め対策の推進に貢献するとともに、事実と成功事例のガイドラインを示すことで科学的知見に基づく啓発キャンペーンを推進してきた。
CMSは観光部門との協力も積極的に推進している。今日ほどエコツーリズムが人気を集めている時代はない。エコ休暇は最もファッショナブルな休日の過ごし方の1つとなった。こうしたかたちの旅行で生み出される大きな収益を自然保護と地元のコミュニティーのために役立て、それによって対象となる生物種の価値を高めていくことができる。そのために相互に有益な取り決めを結んでいく潜在的可能性は大きい。