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「カエルの箱船」計画始動 希少種、絶滅から守れ (2/2ページ)

2008.1.13 10:21

 ツボカビの集団感染を防ぐため、各園では両生類を園に入れる際、検疫を行っているが、さらに定期的な検診も実施していく。また、種の全滅を避けるため、希少種などは複数の園で分散飼育することも将来の課題になっている。

 もっともこれらは最悪の事態を回避するための措置。上野動物園の錦織一臣係長は「野生のカエルが生息可能な水辺の生態系を維持していくことが重要だ」と強調する。

 4園は今年一年を通し、両生類に関する特設展示やカエルデー(6月6日)のイベント、自然の中でのカエル観察会などを実施し、カエルの危機状況を広く訴えていく。

 一方、ツボカビに感染したカエルに複数の抗真菌剤を投与し、効き目を確かめる治験も進めており、ノウハウは全国の動物園や水族館に伝えていきたいという。

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