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【グローバルインタビュー】パチャウリIPCC議長「日本の新幹線はすばらしいCO2削減技術だ」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:新春特別対談・インタビュー
2007年のノーベル平和賞をゴア前米副大統領と共同受賞した、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長、ラジェンドラ・パチャウリ氏は訪日中の産経新聞との会見で、「米国のテレビドラマのような生活を人々が過ごす余裕はこの社会に残っていない」と警告し、一刻も早く消費型社会から脱却し環境に配慮するよう促した。また、温室効果ガス削減の選択肢として日本の新幹線を絶賛し、途上国への技術供与による日本の貢献にも期待をにじませた。(聞き手 杉浦美香、犬塚陽介)
−−インドネシア・バリでの先般の気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)の評価はどうか
「期待通りにロードマップ(工程表)が採択され、(温室効果ガスの)削減目標も議論された。今後の交渉の枠組みが築かれ、全体的にはうまくいった。(数値目標に)言及されなかったが、(今回の)討論は今後の議論の基盤となろう」
−−交渉の行方は?
「米大統領選のように非常に重要な政治的変化を念頭に置くべきだ。個人的意見ながら、次期米大統領は次回の(COPなどの)会合に出席し、米国の関与を印象付けるべきだと思う」
−−ゴア氏は今会議の開催地のバリで、ブッシュ米政権の環境問題への対応を痛烈に批判したが
「やはり、『ゴア氏は政治家』ということを思いださなければならない(笑い)。すべての彼の発言に政治的な意味合いがないわけではない」
−−議長は以前、環境の観点から新幹線技術の重要性を説いていたが
「2都市の中心部を飛行機よりも速く結ぶ素晴らしい技術だ。もし米国に新幹線があれば、多くの人々は運転をやめて、飛行機での移動を選ばないだろう。どの国にも『輸送の効率化』という大変革が必要となる。特に収入が乏しく、公共交通機関に頼る途上国にとっては重要な技術だ」
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