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温暖化に警鐘? ハラボソトンボの生息地、沖縄から山口へ
このニュースのトピックス:温暖化
74年ぶりに国内の最高気温の記録が更新された昨年8月、沖縄県の南西諸島に数多く生息するとされる「ハラボソトンボ」4匹が山口県宇部市で見つかったことが5日、分かった。
ハラボソトンボは体長5センチほどで、腹部が細いのが特徴。南西諸島のほかに九州でも数カ所で確認されているが、本州では見られなかった。
発見した宇部市の日本蜻蛉(とんぼ)学会会員、原隆さん(52)は平成18年に同市の干拓地で1匹、翌19年は同じ場所で4匹を確認。「背景に地球温暖化があるのだろう。トンボが環境の変化に警鐘を鳴らしているのかもしれない」と話している。
トンボが大きく移動するケースはほかにもあり、東南アジアなどに生息していたトンボが日本に定着して在来種が駆逐された例もあるという。
国際トンボ学会の井上清会長(75)は「2年続けて見つかるのは、越冬して定着したのかもしれない。生態系が変化する可能性もあり、珍しいトンボを見られるようになったと喜んでばかりもいられない」としている。
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