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電力各社、温暖化防止に石炭火力活用 ガス化新システム4月本格試験 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:温暖化
電力業界は二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス排出削減に向け、石炭火力発電の発電効率を高めるノウハウを、中国やインドなど主要排出国に提供する。2月にインドで実地検討会を実施し、ノウハウを伝える。一方で、次世代技術である「石炭ガス化複合発電(IGCC)」の実用化を目指し、今春から2000時間連続運転試験も開始。世界最高水準の石炭火力発電技術の提供とともに、次世代技術の開発を進めることで、温暖化防止の主導権を握る。
石炭火力は、石油や天然ガスなどを燃料とする発電に比べてCO2の排出量が多いのが欠点だ。ただ、石炭は価格が安く豊富にあるため、中国などでは今も主力の発電方式となっている。
電力会社で組織する電気事業連合会によると、中国やインドの火力発電の発電効率は平均30〜32%程度。これに対し、日本は10ポイント以上効率が高く、新興国の発電所の発電効率を日本並みに高める技術支援を進める。